今年の鮎の天然遡上は冬が寒かったからなのか良好らしいです。

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冬が寒い年は天然遡上が多い。

は、過去からずっとそういわれてきていますが


最近では2018年が遡上爆発の年で、特に東海地方では過去最高を記録したと言われています。

この年も厳冬でした。


一説によると、海に下った稚魚は海水温が暖かいと耐塩性を損ない死滅してしまうということも言われておりますが、潮の影響での稚鮎に天敵となる浮き魚などの要素も大きく、様々なことが複合的に絡み合って実のところはよくわかっていないみたいです。


今年の遡上鮎はこの時期にしては大きい個体が獲れているとのことで、これは10月末から11月初旬生まれの早生まれと言われる鮎が冬が寒かったため生き延びたものと思われます。


いよいよ川の水も温み鮎の季節が近づいてきました。

今年も楽しい鮎釣りができることを心よりお祈りいたします。

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以下は参考記事です。

春呼ぶ稚アユ初出荷  和歌山県田辺市の新庄漁協

 
Yahoo!ニュース
 
網からすくい上げた稚アユをバケツリレーで車載水槽へと運ぶ漁協関係者ら(10日、和歌山県田辺市新庄町で)

 和歌山県紀南地方に春を呼ぶ海産稚アユ漁が始まった。10日、田辺・西牟婁のトップを切って田辺市新庄町の新庄漁協で初出荷があった。372キロが水揚げされ、漁協関係者は「出足はまずまず。この調子で今後も取れれば」と期待している。

 県資源管理課によると、県内の採捕期間は2月1日~4月30日で、目標量は3トン。50団体余りに許可を出している。今年はこれまでに由良町の由良町漁協が約24キロを水揚げしている。

 10日に新庄漁協が水揚げした稚アユは、7日夜に採捕し、新庄町鳥ノ巣で蓄養していた。組合員らは網から、稚アユを傷つけないように丁寧にすくい取って、バケツリレーで運び出し、計量してトラックの水槽に移した。

 稚アユの大きさは全長6センチ前後で、平均の重さは0・77グラム。大きさにばらつきがあり、この時季としては少し大きめという。

 水揚げされた稚アユは、大半が河川放流用として、紀の川市の県内水面漁連と紀ノ川漁協、日高川町の日高川漁協で飼育される。

和歌山内水面釣果情報


柴崎おとり店
〒643-0601 和歌山県有田川町押手770-2
☎073-726-0413