一昨年は解禁直後はあちこちで鮎の姿がたくさん確認され
釣果も、50匹とか珍しくありませんでした。
去年からその束になった鮎が見られなくなったのです。
今年もそれと同じで
放流量はそんなに減っていないはずなのに不思議です。
いったい鮎はどこに行ったのか?
確かに解禁から数日たって日も照り水温も上がり
瀬でマッキッキーなおそらくは岐阜産と思われる鮎が掛かりましたが
しかし、それは散発的であちらでもこちらでもという状況ではありませんでした。
でも、当たれば30,40匹と掛かったのです。
それが徐々に消えつつあります。
今の有田川ダム上はハッキリ言って釣れません。
ほとんどの釣り人がストレスのたまる釣りをしていることでしょう。
場所変わりしてそれが連続で外れると辛いものがあります。
釣れるのはごく限られたところで、そのポイントを外れればオデコやボウズを食らいます。石の色を見るだとかいうのもありますが
それ以前の問題だと思います。
これだけ鮎がいなければ、腕とか仕掛けとかはほとんど関係ありません。よく、有田川ダム上で、どこに行けば釣れるでしょうか?
と訊かれますが
その答えは、申し訳ありませんが今の有田川ダム上には「無い」と思ってください。
私たちは有田川ダム上の過去の栄光を知っています。
しかし、今年はそのことをすべて忘れて、釣果を大幅に下方修正する必要があります。
赤信号みんなで渡ればコワくない。
鮎ボウズみんなで食らえばコワくない。
そのぐらいのちょっと物騒な哲学も必要です。
それでも釣り人が少ない河原でのんびりと竿を伸ばせることの喜びを味わえる人もいます。
今日はツ抜けしたら赤飯飯! ってな目標で臨めば気楽な釣りが楽しめるやもしれません。
場所の当った方の釣果と自分を釣果を比べない。
自分の決めた目標に向かってだけ注力する。
そのようなことでいかがでしょうか。
今日がだめでも明日があるさってことで(^^ゞ
仕事で失敗して給料が下がったりクビになるわけじゃありません
河原に来たら鮎の事だけ考えて、笑顔でにっこり遊びましょう(^^)/
ps.今週末の大雨がとどめにならないことをお祈りいたします・・・。